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正社員から個人事業主への挑戦 ~Ⅰ様の体験談~
2024.12.09協力会社・協力業者様の声
東京都杉並区にお住まいのⅠ様(34歳)は、もともと家電量販店で正社員としてエアコン工事に携わっていました。
独立して個人事業主となった現在、収入も自由も得て、充実した毎日を送っているそうです。しかし、その道のりは簡単ではありませんでした。
独立を決意するまでの葛藤、会社とのトラブル、新しい環境での奮闘──そのすべてをⅠ様の視点から語っていただきました。
閑散期に見た現場の現実
Ⅰ様が勤めていた会社は、正社員と協力業者の二本柱でエアコン工事の現場を回していました。
しかし、閑散期になると正社員の稼働を優先し、協力業者への仕事の割り振りが大幅に減らされるのが常でした。
その影響で協力業者からは「仕事が少なすぎて生活が厳しい」といった相談がⅠ様に持ち込まれることが増えていきました。
会社には相談しましたが「会社の利益が優先」とのことで、協力業者さんは我慢しろという様な状態でした。
「協力業者さんが困っている姿を見るのは辛かったです。なんとかして仕事を回そうと思って、現場で時間がかかるふりをして、協力業者さんに仕事を渡したこともありました。」
Ⅰ様のこの行動は、協力業者への配慮からくるものでしたが、同時に会社の運営方針への疑問も募らせることになりました。正社員である自分たちだけが守られる仕組みへの違和感が、次第に独立の意志を固めるきっかけとなりました。
独立を決意するまでの苦悩
6年程勤務しましたが、給料が上がらない現状に不満を持つようになりました。
独立を考えるようになり、会社に退職の旨を伝えると、会社側からは予想外の対応が待っていました。
上司や社長から「元従業員のお前が独立すれば融通を利かせてやれるから、この会社の協力業者としてやっていけばいい」と提案されました。
しかし、Ⅰ様にはそれが受け入れられませんでした。
「会社の内情を知っている自分が贔屓され、独立して協力業者になるのは、他の業者さんに申し訳ない気がしました。それに、働きやすさをと収入を求めて独立するのに、この会社の影響下でやるのは意味がないと思いました。」
そうして会社に退職の意志を伝えると、「うち以外で独立するなら辞めさせない」「恩知らずだ」といった理不尽な発言が返ってきました。
さらに「働けなくしてやる」などの恐ろしい脅しも。
Ⅰ様はこの状況を打開するため、弁護士や労働基準監督署に相談。
結果的に退職は成功しましたが、時間も労力もかかり、精神的にも大きな負担を感じたそうです。
新しい環境でのスタート
以前から仲の良かった協力業者のUさんに相談をしていたⅠ様。
Uさんからは年内でこの会社と契約を解除し、新しい幹事会社で年明けから働くことがほぼ決まっていて、契約書を送り返すだけの状態みたいでした。
そんなUさんが僕を誘ってくれました。「折角なら一緒に来てみる?リアライトさんは協力業者を募集してるし、担当の人に聞いてみようか?」と言ってくれました。
Uさんはリアライトさんの単価や移籍先の家電量販店の情報や配送センターの雰囲気、運用方法などを詳しく教えてもらいました。
翌日、Uさんが話をしてくれた様で、リアライトさんから電話がかかってきました。
前の会社と違い、担当者さんがとても優しい人だったのを覚えてます(笑)
リアライトさんと契約を結び、無事に新たなスタートを切ることができました。
「最初は不安もありましたが、Uさんのように頼れる人がいたのが大きかったですね。配送センターの人も優しい人ばかりで、すぐに馴染むことができました。リアライトさんがUと連携を取ってくれていたので、知らない人ではなくUさんと同行することができました。伝票の書き方やセンターでの完了処理のやり方を教えてもらえたので気が楽でした。どっちかと言えば僕はコミュ障なので、お客様と話すのは大丈夫なんですけど、同業者さんと話すと緊張しちゃうんです(笑)」
独立後の働き方と収入の変化
独立後の生活は、会社員時代とは大きく異なるものでした。
- 収入の大幅な増加
正社員時代は、会社が利益の大半を吸収していました。しかし、個人事業主となったことで、収入は年間ベースで倍以上に増加。
「あの頃は会社が利益の2/3以上を取っていたんだなと実感しました(笑)」とⅠ様は振り返ります。 - 家族との時間が増加
個人事業主になることで、朝は自宅から直接現場に向かい、作業後は配送センターで翌日の準備をしてから直帰できるように。
これにより、家族との時間を大幅に確保できるようになりました。
以前は朝早く会社に出社し、帰りも日報提出などで遅くなることが当たり前でしたが、今では自分のペースで働ける環境を手に入れています。 - スキルアップの機会
新しい環境では、業務以外にも他業種の知識を学ぶ機会がありました。現在では、トイレの交換工事などのスキルを学び、さらなる収入アップに繋げています。
独立の難しさとサポートの力
もちろん、独立には課題もありました。特に最初の頃は支出管理や税金の計算が難しく、苦労したそうです。
しかし、奥様がサポートに入ることで、徐々に安定した運営ができるようになりました。
また、協力業者や配送センターのスタッフなど、新しい職場で築いた人間関係もⅠ様の支えとなりました。
「センターの人とも仲良くなり、他所の業者さんとも情報交換をしています。こういった人とのつながりが、働きやすさに繋がっています。僕の場合はコミュ障なのでUさんがいてくれたことが大きかったかもしれません。Uさんがいなければ、皆さんと仲良くなるのにもう少し時間が掛かっていたかも…(笑)」とⅠ様は語ります。
最後に伝えたいこと
Ⅰ様は、独立後の現在の生活に非常に満足しているとのことです。「あの時声を掛けてくれたUさんには感謝していますし、今でも現場で困った時はお互いに助け合いながら仕事をしています。
それに、リアライトさんのやり方が僕の性に合っていたのだと思います。契約して本当に良かったと思っています。」
Ⅰ様のように、理不尽な環境から抜け出し、自分に合った働き方を見つけた方の話は、勇気を出して辞めてみることを勧めます。
「もし独立を考えている方がいるなら、ぜひ信頼できる仲間を見つけて、一歩踏み出してみてください。頑張っているのに上からの圧力で上手くいかない人は多いと思います。明らかに自分に不利になる様な状況で働かせられるのであれば、開き直り行動することが必要だと思います。僕の様な臆病者でも行動できたので、誰でも行動できると思います。」とⅠ様は語ります。
独立を考えている方にとって、このⅠ様の体験談が背中を押すきっかけになれば幸いです。
弊社では可能な限り、協力業者様に寄り添い、長いお付き合いをしていきたいと考えております。
この度は、株式会社リアライトのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
弊社の社名「Realite」は、「達成・実現する(Realization)」と「協力や団結(Unite)」を組み合わせた造語で、
協力業者様や取引先様と協力し、共に目標や夢を実現していくという思いが込められています。
私たちは、ただ現状に満足するのではなく、常に未来を見据え、協力業者様や取引先様の皆様と共に成長し続けていくことを目指しています。
近年のエアコン工事業界はニーズの変化や法改正により、目まぐるしい速さで変化していますが、その変化に柔軟に対応し、協力業者様や取引先様と力を合わせ共に成長することで、未来に向けた新しい価値を創り出すことを目指しています。
だからこそ、私たちは「Realite」という考えのもと、未来に向けて皆様と共に団結し、協力業者様や取引先様の皆様にとって弊社と取引をして良かったとご満足いただけるよう、日々さらなる高みを目指し、決して立ち止まることなく突き進んでまいります。
全国のエアコン工事協力業者様を募集しています。
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