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エアコンの試運転、していますか?夏本番で後悔しないための準備
2025.04.11ブログ
春の陽気が心地よくなってくると、ついつい油断してしまいがちなのが「夏の準備」です。
特にエアコンについては、暑くなってから電源を入れて「なんだか効かない…」と気付くケースが意外と多く見受けられます。
エアコンは精密機器の集合体であり、長期間使用していない状態では、ちょっとしたトラブルが起きやすくなります。
しかし、いきなり真夏に故障が判明しても、修理や交換の予約がすぐに取れるとは限りません。
家電量販店や工事業者は夏の時期、非常に混み合うため、数日から1週間以上待たされることも珍しくありません。
だからこそ、「今のうちに動かしてみる」ことがとても大切です。
今回は、エアコンの試運転を行うのに適したタイミングや、具体的な手順、チェックポイント、そして気をつけたい不具合の兆候まで、
わかりやすくご紹介いたします。
エアコンの「試運転」はなぜ必要なのか?
「エアコンなんてスイッチを入れて動けばいいのでは?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際にはエアコンの不具合の多くは「運転して初めてわかる」ものばかりです。
たとえば、冷風が出ない、異音がする、嫌なニオイがする、水が漏れてくるなどの症状は、動かしてみない限り気付けません。
しかもこういった不具合は、使い始めの数分ではなく、しばらく運転させてから気付くことがほとんどです。
また、冷房運転時には室外機もフル稼働となり、負荷がかかります。
外気温が高くなる夏場では、ほんの少しの不具合でもトラブルへとつながるリスクがあるため、早めに確認しておくことが安心へとつながります。
試運転に適した時期はいつ?
試運転に最適なタイミングは、気温が20℃を超える日が続いてきた頃です。
外気温が低すぎると冷房運転の際にコンプレッサーが動かないこともあり、正確な確認が難しくなります。
おすすめの時期は、4月下旬から5月中旬ごろ。ゴールデンウィークの時期は気温が高い日も多く、冷房の確認にはちょうど良い時期です。
また、この時期であれば、万が一不具合が見つかっても業者の予約が取りやすく、対応もしやすくなります。
試運転の方法と確認ポイント
エアコンの試運転は、特別な機材や知識がなくてもご自身で簡単に行うことができます。
以下のステップを参考に、15分から30分ほど試してみてください。
① 電源とブレーカーの確認
冬の間にコンセントを抜いていたり、ブレーカーを落としているご家庭もあるかと思います。
まずは通電しているかをしっかり確認しましょう。
② 室内機と室外機の周囲をチェック
室内機の吹き出し口にホコリが溜まっていないか、室外機の前に荷物や植物などが置かれていないかを確認します。
風の通り道がふさがれていると、性能が大きく低下します。
③ 冷房モードで運転を開始する
リモコンを使って冷房モードに切り替え、温度を16℃程度に設定します。
そのまま15〜30分ほど運転を続け、しっかりと冷風が出るかどうかを確認します。
④ 風向きや風量の調整が効くか確認する
風向ルーバーの上下動作や、風量の強弱がリモコンで正常に操作できるかを確認します。
反応がない場合は、モーターや基盤に不具合がある可能性があります。
⑤ 異音・異臭がないか確認する
運転中に「カタカタ」「ブーン」といった音がしないか、またカビ臭や焦げ臭いような異臭がしないかをチェックします。
異常がある場合は使用を中止し、業者に相談しましょう。
⑥ 室外機の動作も忘れずに確認
ファンがしっかり回転しているか、異音や振動がないかを目視で確認しましょう。室外機はトラブルがあっても気付きにくいため、確認を怠らないようにすることが大切です。
よくある不具合とそのサイン
試運転の際に、次のような症状が見られる場合は、何らかのトラブルが発生している可能性があります。
- 冷たい風が出ない:冷媒ガスの不足やコンプレッサーの不具合が考えられます。
- 異音がする:内部ファンのバランスが崩れている、あるいは部品が破損している可能性があります。
- ニオイが気になる:フィルターや内部にカビが発生しているかもしれません。
- 水漏れしている:ドレンホースの詰まりや、結露水がうまく排水されていないことが原因です。
このような異常がある場合は、無理に使用せず、なるべく早めに専門業者に相談することをおすすめいたします。
試運転のついでにやっておきたいこと
せっかくエアコンを動かすなら、簡単なメンテナンスも一緒に行っておくと効果的です。
フィルター掃除:フィルターにホコリが詰まっていると風量が落ち、電気代が高くなる原因になります。掃除機や水洗いで定期的に清掃しましょう。
リモコンの電池チェック:動作が不安定な場合は、まず電池交換を試してみることをおすすめします。
設置環境の確認:室内機の周囲に家具やカーテンが近すぎると、空気の流れが悪くなります。配置の見直しも効果的です。
まとめ|安心して夏を迎えるための「今」できること
エアコンの本番は夏ですが、その準備は春のうちに済ませておくことが大切です。
気温が高くなってから不具合に気付いても、すぐに対応できるとは限りません。
だからこそ、涼しい日が続く今のうちに、試運転で状態をチェックしておくことをおすすめいたします。
ご家族に高齢者や小さなお子様がいらっしゃる場合、エアコンが使えないというのはとても大きなリスクになります。
「動いているつもりだった」「去年は問題なかったから大丈夫だと思っていた」と後悔しないためにも、早めの行動が肝心です。
夏を快適に、そして安全に過ごすために。エアコンの試運転、ぜひ今のうちに行ってみてください。
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