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エアコン工事に必要な資格と特別教育について

2025.03.19ブログ

エアコン工事を安全に、そして確実に行うためには、いくつかの資格や特別教育の修了が求められます。特に、電気工事や高所作業、安全管理に関する知識を身につけておくことで、工事の幅を広げるだけでなく、法律を遵守しながら作業できるようになります。

今回は、エアコン工事に関連する「第二種電気工事士」「フルハーネス型墜落制止用器具特別教育」「石綿作業主任者」「石綿含有建材調査者」について、それぞれの必要性や取得方法を詳しく説明していきます。


  1. 第二種電気工事士の重要性

 

資格の概要

第二種電気工事士は、一般住宅や小規模な店舗などの電気工事を行うために必要な国家資格です。エアコン工事では、室外機・室内機の配線やコンセントの増設、専用回路の設置など、電気に関わる作業が頻繁に発生します。そのため、この資格を取得しておくことで、自分で工事の対応範囲を広げることができます。

 

取得方法

第二種電気工事士の資格を取得するには、年2回行われる試験に合格する必要があります。試験は筆記試験と技能試験の2つに分かれています。

  • 筆記試験:電気理論、配線設計、法規、安全管理などの知識が問われます。
  • 技能試験:配線作業や電線接続など、実際の電気工事に必要なスキルが試されます。

特に技能試験では、時間内に正確に作業を行うことが求められるため、事前に十分な練習をすることが重要です。

 

エアコン工事における必要性

エアコンの取り付けや交換時には、電気配線の工事が伴うことが多く、第二種電気工事士の資格がないと法律上作業を行うことができません。資格を取得することで、より幅広い工事に対応できるようになり、施工の自由度も大きく向上します。


  1. フルハーネス型墜落制止用器具特別教育

 

教育の必要性

高所作業を安全に行うために、2019年の労働安全衛生法改正により、高さ2m以上の作業ではフルハーネス型の墜落制止用器具の使用が義務化されました。そして、2022年1月以降、この器具を使用する作業者には「フルハーネス型墜落制止用器具特別教育」の受講が必須となりました。

 

教育内容

この特別教育では、以下の内容を学びます。

  • 学科講習:墜落防止の基本、フルハーネスの構造や正しい使い方、安全管理に関する知識
  • 実技講習:フルハーネスの正しい装着方法、使用時の注意点、墜落時の対応方法

 

エアコン工事での必要性

エアコン工事では、ビルの外壁や屋上での作業が発生することがあり、転落の危険が伴います。そのため、安全管理を徹底するためにも、フルハーネスを適切に使用できる知識を身につけておくことが求められます。


  1. 石綿作業主任者

 

資格の概要

石綿(アスベスト)は、かつて建築資材として広く使われていましたが、その健康被害が問題視され、現在では厳しく規制されています。石綿作業主任者は、石綿を含む建材の除去や改修作業を安全に進めるための知識を持つ資格者です。

 

資格取得の流れ

この資格は、労働安全衛生法に基づく講習を受講し、修了試験に合格することで取得できます。講習では以下の内容を学びます。

  • 石綿の健康被害とリスク
  • 石綿を含む建材の取り扱い方法
  • 防護具の適切な使用法
  • 石綿の飛散を防ぐための作業管理

 

エアコン工事における必要性

特に古い建物では、エアコンのダクトや配管に石綿が含まれている可能性があります。石綿作業主任者の資格を取得していれば、そうした建材に適切に対応し、安全管理を徹底できるようになります。


  1. 石綿含有建材調査者

 

資格の概要

2023年10月から、解体・改修工事を行う際には、事前に建物に石綿が含まれているかどうかを調査することが義務化されました。そのため、石綿含有建材調査者の資格を持っていると、エアコン工事においても重要な役割を果たすことができます。

 

取得方法

この資格は、所定の講習を受講し、修了試験に合格することで取得できます。講習では、以下のような内容を学びます。

  • 石綿含有建材の識別方法
  • 建築物の調査手法
  • 石綿の飛散防止策
  • 調査結果の報告書作成

 

エアコン工事での必要性

エアコンの交換や撤去時に、建材に石綿が含まれているかどうかを事前に調査できれば、より安全な作業を行うことが可能になります。この資格を取得することで、工事の安全性を高めるとともに、法令を遵守しながら適切な対応ができるようになります。


協力業者としてさらなる成長を

 

エアコン工事を行ううえで、適切な資格や特別教育を受けていることは、安全性の向上だけでなく、より幅広い仕事に対応できる強みになります。特に、第二種電気工事士は、電気配線工事を行う上で欠かせない資格です。また、高所作業を安全に行うためのフルハーネス型墜落制止用器具特別教育や、石綿に関する知識を身につけることで、工事の質をさらに高めることができます。

当社では、経験豊富な技術者とともに、安全かつ高品質なエアコン工事を提供することを目指しています。これらの資格を取得し、さらなるスキルアップを図ることで、より多くの仕事に対応できるエアコン工事業者として、一緒に成長していきましょう。

 


 

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