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エアコン業者として知っておきたい“需要の波”を逃さないコツ

2025.05.27ブログ

毎年5月下旬から6月にかけて、私たちエアコン工事業者にとって「ある兆候」が見え始めます。
それが、“問い合わせの急増”です。特に、6月に入ってからの1〜2週間は、現場の電話が鳴りっぱなし、という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、なぜこの時期にエアコンの問い合わせが一気に増えるのか、その背景と、どうやってそれに備えておくべきかを、現場目線でしっかりお伝えします。
今動ける業者こそ、夏本番を前に“信頼”と“案件”の両方を手に入れるチャンスです。


  1. なぜ梅雨入り前から問い合わせが増えるのか?

 

まず前提として、梅雨入りの時期は地域によって差があるとはいえ、おおむね6月上旬〜中旬です。
実はこの「梅雨入り直前」から、「エアコンに関する問い合わせ」が一気に増え始めます。
理由は大きく3つあります。

 

【理由①】湿気が不快で、除湿目的で急遽使いたくなる

梅雨の時期になると、気温自体はそれほど高くなくても、湿度が80%を超える日が続きます。
この湿度の高さが、室内を不快にし、特にマンションや戸建ての2階など、風通しの悪い部屋では「エアコンで除湿しないと寝られない」という声も少なくありません。

ところが、久々にエアコンを動かそうとしたら、動かない・異音がする・水漏れしている……そんなパターンがこの時期に集中するのです。

 

【理由②】夏の前に点検・入れ替えを済ませたいというニーズ

お客様の中には、「本格的な夏が来る前に準備しておきたい」と考える方もいます。
とくに小さなお子様がいるご家庭や高齢者のいらっしゃるご家庭では、「エアコンが使えない状態で夏を迎えるのは不安」という思いが強く、6月中に交換・新規設置の依頼が集中する傾向があります。

 

【理由③】テレビ・ネット広告の影響で“今のうちに工事を”と動く人が増える

5月下旬から家電量販店やネット広告で「エアコンは今のうちに」「夏前が工事のチャンス」といったプロモーションが増えます。
これに影響されて、「今のうちに頼もう」というお客様が一斉に動き出すため、結果的にエアコン業者への依頼が殺到するのです。


  1. 増える依頼内容とは?現場でよく聞く問い合わせパターン

 

実際に6月に入ると、現場ではどんな依頼が増えるのか。私たちがよく耳にするのは次のようなパターンです。

 

  • 「久しぶりに使ったら、カビ臭くてとても使えない」
  • 「除湿が全然効かない。修理か買い替えか相談したい」
  • 「引っ越してきたばかりで、エアコンが付いていない部屋に新設したい」
  • 「リビングのエアコンの効きが悪い。子どもが寝苦しそうで急ぎたい」
  • 「フィルター掃除したけど、まだニオイが残っている」

 

これらの内容から見えるのは、「急ぎたい」「すぐ使いたい」というニーズです。
つまり、“スピード感”と“柔軟な対応力”が求められる時期であるとも言えます。


  1. 梅雨前に動いておくことが、夏の仕事を左右する

 

この時期、エアコン工事業者として重要なのは、「問い合わせが来てから動く」のではなく、「問い合わせが来る前に動いておくこと」です。
具体的には以下のような準備・行動がカギになります。

 

  • 機材・部材の在庫チェックを事前に済ませておく

6月に入ると、配管・ドレン・断熱材・スリーブなど、細かい部材の在庫切れが起きやすくなります。
とくに人気機種や新モデルの対応パーツは品薄になりがちなので、先回りして準備しておくのがベストです。

 

  • すぐ動けるスケジュールの“空き”を残しておく

今の時期に「来週対応可能です」と言える業者は、それだけで信頼を得られます。
空き時間をあえて残しておくことで、急ぎの案件を拾うことができ、リピーター獲得にもつながります。

 

  • 量販店や元請けとの連携を密にする

エアコン工事センターや家電量販店の担当者も、「この業者はすぐに対応できるか」「トラブルに強いか」という目線で見ています。
梅雨時期に信頼を積んでおくことで、夏本番の優先発注にもつながる可能性があります。


  1. この時期に動ける協力業者は“頼られる存在”になる

 

6月の梅雨入り前後は、「困っている人が急増する時期」である一方で、「動ける業者が少ない時期」でもあります。
だからこそ、今のうちからしっかり準備を整え、仕事を拾い、信頼を積むことで、夏の繁忙期に向けた“布石”が打てるのです。

このような繁忙のタイミングで仕事を依頼されやすい業者には共通点があります。
それは、「報告・連絡・相談ができること」「約束を守ること」「工事が丁寧なこと」。
派手さはなくても、当たり前のことを当たり前にできる業者は、どの時期でも絶対に重宝されます。


まとめ|“梅雨前の行動”が、夏の稼働を決める

 

エアコン業者にとって、梅雨入り直前〜6月中旬は、見逃してはいけない“勝負のタイミング”です。
ここで素早く、丁寧に対応できるかどうかが、その後の紹介・リピート・新規案件につながります。

問い合わせが来る理由を知り、準備しておくことで、あなたの施工力や人柄がしっかり評価され、
「この業者に任せたい」「またお願いしたい」と思われるきっかけになります。

この梅雨、しっかり動いて、夏に向けた“信頼の土台”を一緒に築いていきましょう。


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