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高所作業で後悔しないための安全対策と準備のコツ

2025.05.20ブログ

エアコン工事の現場では、日々いろいろな“条件”と向き合わなければなりません。
その中でも特に難易度が高く、気を抜けないのが「2階設置での高所作業」です。

室外機の設置位置が高い場所にある場合、少しのミスや油断が事故につながってしまう可能性があります。
慣れている職人であっても、ほんのわずかな判断のズレや準備不足で、大きなケガをしてしまったという話は珍しくありません。

この記事では、エアコン工事に携わる皆さんに向けて、高所作業を安全に、効率よくこなすための実践的な考え方と道具選びのコツをまとめてみました。これから夏の繁忙期を迎える前に、一度見直してみてはいかがでしょうか。


経験値だけではカバーできない「2階設置」の落とし穴

 

高所作業は、確かに経験を積むことで感覚的にこなせる部分も増えてきます。
ですが、それと引き換えに“慣れによる油断”が生まれてしまうこともあります。

たとえば2階のベランダに室外機を置く作業中、手元に気を取られて足元のバランスを崩してしまったり、設置場所の寸法が読めずに一度降りてやり直したり…ということは、誰しも経験があるのではないでしょうか。

事故やトラブルは、そんな「想定外」のタイミングで発生します。
だからこそ、毎回の現場でしっかり準備し、初心を忘れず慎重に動くことが最も重要だといえるのです。


まずは「現場情報の読み取り」が勝負の分かれ目

 

2階への設置がある現場では、事前の現地調査が不可欠です。建物の構造や立地条件によっては、はしごでの作業が難しい場合や、足場が必要になるケースもあります。

写真や図面だけでは分かりにくい部分もあるので、可能であれば実際に現場を一度見ておくのがベストです。
もし難しい場合は、建物の外観写真を依頼者に送ってもらったり、Googleストリートビューなどで周辺状況を確認しておくのも有効です。

しっかりと事前準備をすることで、「現地に行ったけど施工ができなかった」という無駄を防ぐことができ、安全面への配慮も的確に行えるようになります。


高所作業でおすすめの道具とは?「安心・効率」を両立させる装備選び

 

高所作業では、「安全第一」はもちろんですが、「効率よく作業を進める工夫」も同時に求められます。
そこで、現場で役立つアイテムをいくつかご紹介します。

 

  • 滑りにくく揺れにくい安定型はしご

長さがあるだけのはしごでは不十分です。
最近のおすすめは、スタビライザー付きで横揺れが少ないタイプ。地面が多少不安定な場所でも安定性を保てるため、安心感がまるで違います。また、脚部の高さを微調整できるモデルであれば、傾斜のある場所でも安全に使用できます。

 

  • 室外機の吊り上げにはロープ&滑車の活用が鉄則

2階への搬入は体力だけに頼らず、滑車やウインチを使った省力化が基本です。
最近では軽量で扱いやすいロープ滑車セットも販売されており、一人作業の現場でも対応しやすくなっています。

支点の取り方やロープの滑らせ方など、ちょっとした知識で作業の負担は大きく変わります。

 

  • 道具の落下防止対策は“相手への思いやり”

道具の落下は、自分自身だけでなく、通行人や物件にも大きなダメージを与える可能性があります。
工具ホルダーはしっかり腰に固定し、使用頻度の高い道具ほど安全に取り出せるようにしておきましょう。

現場によっては通行人の多い場所や隣家との距離が近い住宅街もあります。「周囲への配慮」も職人の腕のうちです。


一人作業が当たり前の時代。だからこそ安全は自分で守るもの

 

近年では、工事現場においても一人作業がスタンダードになってきました。
その分、事故のリスクが高まっているのも事実です。

そこで意識したいのが「どこまでが自分でできるか」を常に見直すこと。

たとえば…

 

  • 命綱(ハーネス)を使える現場かどうかの判断
  • 一人では危険だと感じたら、事前に応援を依頼できる環境かどうか
  • はしご作業ではなく、ベランダからの搬入に切り替える工夫ができるか

 

など、自分の判断が安全に直結することを常に意識する必要があります。
事故が起きてからでは遅いため、「自分で自分の命を守る」という気持ちが何よりも大切です。


安全にこだわる職人”こそ、長く仕事が続く

 

元請けやお客様から見て「信頼できる職人」とは、丁寧に仕上げることだけでなく、見えない部分でも手を抜かない人です。

高所作業で必要な道具をしっかり持っている、事故防止のために事前の現地調査を怠らない、ひとつひとつの現場でベストな施工方法を考えて動ける。こうした当たり前のことを続けている職人には、仕事が絶えません。

忙しい時期こそ、改めて安全と効率のバランスを見直すチャンスです。


まとめ|2階設置を「こなす」から「極める」へ

 

2階への室外機設置は、難易度が高く、体力も集中力も求められる作業です。
それでも、だからこそプロとしての差が出る部分でもあります。

慣れているからこそ、毎回気を引き締める。効率よく作業を進めつつ、事故を起こさない安全対策を徹底する。
その積み重ねが、元請けや顧客からの信頼につながり、次の現場へとつながっていきます。

これからの繁忙期に向けて、自分の高所作業スタイルを一度見直してみる。
それだけでも、安全性も生産性も一段階上がるはずです。


 

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